2018年6月5日、当時、共産党現職であった長野市議、生出(おいで)光が逮捕された。
2018年1月30日午後11時50分ごろ、長野県北部の住宅敷地内に止めてあった自転車のサドルに自分の体液を付着させたとして、器物損壊の疑いで2018年6月5日逮捕された。
長野県共産党委員会の鮎沢聡県委員長は記者会見で
「党員としてあるまじき行為。一人の人間としても許されない犯罪で、辞職は当然」
と述べた。
長野県共産党委員会によると、生出容疑者は逮捕当初、「身に覚えがない」などと話していたが、6月6日夜に一転して容疑を認めたという。
犯行から逮捕までの約半年におよび、生出光はどういった心境だったのだろうか。
生出光の家族は妻と猫2匹。
夫婦生活でなにかあったのか。
はたまた、日常のストレスか。
18歳で入党し、28歳で逮捕されるまでの10年間、彼が抱えていた闇とはいったい。
共産党規約に党員の義務として
「市民道徳と社会的道義をまもり、社会にたいする責任をはたす」
とあるが、真逆の結果となった事件である。